2025年8月19日（火）、体験ステージ向けプログラム「ひょうご環境体験館、大型放射光施設SPring-8訪問」を実施しました。今回は新しいグループに分かれてバスの中で「質問出しワーク」に取り組み、自分の疑問を言葉にして共有しました。
午前の部では、ひょうご環境体験館 館長の芦谷直登先生による講話「皆さんの英知で地球を守ってほしい ～館長からのお願い～」を拝聴しました。受講生は、地球環境を守るための三つの方法について考えを深めました。
午後は、理化学研究所放射光科学研究センターを訪問しました。はじめに、約 1.5 kmのSPring-8の周囲をバスで一周しました。その後、大型放射光施設 「SPring-8」とX線自由電子レーザー施設「SACLA」の見学を行いました。受講生は吾郷日出夫先生や久保田雄也先生（共に、理化学研究所研究員）をはじめSPring-8の職員の方から、放射光のしくみや施設の概要について説明を受け、SACLAの電子銃からSPring-8へ向 かう道のりを実際に歩き、最先端の研究活動が展開されていることを学びまし た。見学後には、受講生は探究ノートに「気づいたこと、考えたこと、疑問に 思ったこと」を記録し、グループ内でお互いの考えや気づきを分かち合いました。さらに、吾郷先生と久保田先生に質問を行い、理解を深める機会となりました。
